俺は、パリが好きだ。
パリのカフェで、クロワッサンをかじりながら、エスプレッソを飲む自分。
イヤー"間違いなく"イカしてるね。
俺は旅に行くときには、必ず、カホンという楽器を持っていく。
コイツ、ただの木の箱なんだけど、叩く場所によって色んな音がして、本物のドラムみたいに演奏できる優れもの。
んで、道端で演奏してるストリートミュージシャンに声掛けて、一緒に演奏すんの。
これがクッソ楽しいわけ。
パリのストリートで演奏してると、道行く人が演奏を楽しんで、金を払ってくれたりする。
自分がいいと思った芸術に、金を払うという文化がカッコイイ。
たまに、一緒に踊り出す奴までいる。
演奏してる側も、金の為にやってる奴もいるけど、楽しいから演奏してるんだ、ってやつが多い。
俺の唄を聴いてくれー!って感じじゃないわけ。
だから、わざわざ人通りの少ないとこで演奏してる奴も多い。
それって、ホントの意味で、"音楽"だと思わない?
ロサンゼルスでは、道端で演奏してたら、ストリート仕切ってるギャングに、メチャクチャキレられたこともある。
何言ってっか、さっっっぱりわかんなかったけど
んでもパリでは、キレられるどころか、怪しいワインや葉っぱをくれたりもする。
俺はビビリだから、"葉っぱ"は断固拒否するが。
パリに行ったら、ココで必ず演奏する、って場所がある。
モンマルトルの丘っつって、パリの街が一望できる場所。
この特等席で演奏すると、サイコーに気持ちーんよ。
そこで、パリの街を眺めながら演奏してると、思わずこう叫びたくなるわけ。
このパリの景色、ドイツんだ!オランダ!ってね。
さて、皆さんの心があったまったところで、今日もこの辺で。
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