早速聴いてみやした!
素人目線でレヴューを!
様々な土地の音楽の歴史を掘り下げた上で、色んなアーティストにインタヴューをしながら作成された本作。
アプローチとしては新しいのかなと。
様々な土地の音楽の特徴を混ぜ込んだ曲調になるのかなと思っていましたが、んなこたぁない。
全てROCKな仕上がりになっていました。
基本的には、曲の大体の構成とかは予め作っといて、その土地に行ってからは細かい修正と歌詞作成、録音を行ったんだとか。
普段歌詞はあまり気にせず、言葉の響きとヴォーカルの声を一つの楽器として捉えるテツッチも、今回は歌詞も気になるところ。
アーティストって、初期の方が良かった、て言われることがしばしばある中で、一貫してゴリゴリのロックをやり続けることを改めて証明してくれた感のあるこの一枚。
全体的に、いつも以上にギターをいかにして重ねていくのかを考えたっぽい音になっており、奥行きのあるサウンドを自然に聞かしてくれます。
ドラムはいつものように単調なように聞かせといて難しいよねフレーズをうまいこと散りばめ、要所要所のキメの気持ちよさを作ってます。
ベースはネイトの性格上からか、いつもは控えめに入ってるんだけど、今回は曲によってはビシッと主張もしてくれてます。いつものように、シンプルに見せてドラムのバスドラとはガッチリ合わせてくるっていうバランスのいいベースはさすがやねぇ。
曲構成は
01 “Something from Nothing”
02 “The Feast And The Famine”
03 “Congregation”
04 “What Did I Do? / God As My Witness”
05 “Outside”
06 “In The Clear”
07 “Subterranean”
08 “I Am A River”
のようになってるんだけど、一曲づつ語るのは野暮かなぁと。
よく俺が言ってるのは、フーファイはスルメ系。聞けば聞くほど良さが見えてくるって感じで、熱烈ファンの俺もたまに、初めて聞いたときはうーんって感じの曲も多いのも事実。
ぜひ繰り返し聴いていただきたい。
というより、一度ライブヴァージョンを聞いてから戻ってきてもらいたい。
また違った良さが聞こえてきます。
全体を通して、ハモりの入れ方とか、曲の構成がクイーンとかグリーンデイに見られるロックオペラ?にちょっと通じるものがあるのかなと思います。
7、8辺りの繋ぎは秀逸だし、何より驚いたのが、8から1に戻った時が自然すぎてびっくりした!笑
最近のロックはなぁと思ってる方、昔からロックを聴き続けてる方、必聴です!
今のところの個人的なpush曲は、1,3,8!
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